林道ファン~林道探索が好きなバイク乗りの備忘録

林道探索にロマンを感じるバイク乗りが、関東甲信越の未舗装林道を実走調査し記録に残しています。

鹿野山林道 2018

マザー牧場から麓へと下る、人知れず存在する完抜け舗装林道

探索年:2018年2月

所在地:千葉県君津

舗装状況:完抜け全舗装

難易度:オンロードバイク走行可

一口メモ:鹿野山の丘陵地に広がるマザー牧場の脇道から入り、富津市の国道465号線の田倉へと抜けている完抜け舗装林道。かつてはこの林道も未舗装林道だったようだが、舗装された現在も、曲がりくねった緩やかな峠道が谷筋に沿って延びており、突然現れるトンネルも良い雰囲気を出している。鬼泪山林道とつないで走るのがおすすめ。所々発生していた崩落箇所は2018年現在は全て復旧している。

 

 マザー牧場側からのアプローチは少々分かりづらいですが、県道93号線上のサンライフ鹿野山というバス停があるT字路から入ります。先の分岐では右に下っていく道を選び、数件の民家を過ぎてからも道なりに進んで、廃?ペンション群を抜けて下っていきます。

 

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 ペンション跡地?を抜けるとこのT字路に突き当たります。バイクは右を向いていますが、実際の進路は右から下りてきて、写真手前の道へと左折する形になります。ちなみに正面の道はマザー牧場の敷地内へと続いており通過不可能ですが、かつての林道は直進側が正規ルートで、現在のマザー牧場バス停前の交差点付近につながっていたような記憶があります。

そういえば、現在のマザー牧場側からのアプローチ路はここまでは市道で鹿野山林道ではないはずで、数年訪れない間にマザー牧場の敷地内の大規模改修があったのか、道の構造まで変わってしまったのではないかと考えられます。写真に映っている青い看板もまだ新しいですしね。

 

 

 

 

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 T字路の別角度からの写真です。進路としては左奥から下りてきてUターンするように右奥へと下って行きます。たしかこの付近に林道標が立っていたような気がしますが、撮り忘れてしまいました。

 

 

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T字路を過ぎて間もなく1本目のトンネルが現れます。トンネル内はもちろん照明などありません。なおトンネルがあるような雰囲気ではなかったため、突然現れると驚きますよ。

 

 

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トンネルを越えると右に景色が開けてきます。分かりづらいですが、鹿野山林道は正面左の山の中腹を左から右へと下って行くのが見えています。

 

 

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ここが近年大規模な土砂崩れのあった地点です。きちんと修復されましたが、道を挟んで右の斜面も崩れて木がなくなったため、景色が開けてちょっとした展望ポイントになっています。

 

 

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カーブ地点に残った赤土の僅かなダート、ではなくて枯れ枝が堆積しているため一見ダートのように見えていますが、ここも舗装路面です。カーブ地点に限ってこんな滑りやすそうな路面なので気が抜けませんが、逆に林道らしい味のある雰囲気が出ています。

 

 

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時折見える、低いながらも奥へと連なる房総の山々が見えるとその都度立ち止まって見入ってしまいます。

 

 

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またカーブに限ってこんな水たまりが!本当にいやらしいですね。

 

 

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ここが鹿野山林道でいちばん見晴らしの良い地点でしょうか。正面の山と、谷を挟んで先ほど走ってきた右の斜面に見えている林道の道筋が印象的で好きな光景です。

 

 

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林道が大きく進路を変えたあと、2本目のトンネルが見えてきました。右の斜面の地層が特徴的です。この場所、歴史を感じる地層と急カーブに吸い込まれるようなトンネルとの組み合わせがまさに房総らしく、改めて写真で見るとまるでジオラマのようです。ここには静寂かつ幻想的な雰囲気が漂い、訪れるたびに立ち止まってしまいます。

 

 

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写真奥から手前へと細かいカーブをクリアしながら下ってきます。ここも右の壁に地層がはっきりと映し出されています。房総丘陵も大昔は海の底だったのか⁉なんて感慨深くなったりします。近くでよく見れば地表に貝が映っているかも?

 

 

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国道465号線との交差地点です。ここまで来ると鹿野山林道の終点も近いです。

 

 

2013年に崩落があった時の写真です。

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国道との立体交差先では2013年に土砂崩れがあり、ご覧の状況でした。

 

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木をどかして頑張って崩落地点を越えたのも懐かしい思い出です。この時の私のバイクはまだ購入して間もないCRF250Lでした。

 

 

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ほどなくして国道465号線と合流して終了です。ちなみに正面に続く国道のバイパスができる前は、右への道が先ほどの崩落地点があった場所の直前まで国道の旧道となっていて、途中に分岐があり旧トンネルで峠を越えていました。(現在は車両通行止め)

 

 

(2018年10月公開)